投稿者「hondenike」のアーカイブ

本田池のナガエツルノゲイトウ駆除作業

2024年6月20日(木)

午後2時から、淡路米山ため池保全ネットワークメンバー3名で、本田池の水面に見えていた特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』の駆除作業を行いました。

事前にメンバーがナガエツルノゲイトウが見えていた場所を確認していたので、ボートに乗ってその場所へ行き、回収。

その様子をYouTubeにアップしてありますので、ご覧ください。

※一部4倍速にしてあります。

 

 

日頃の観察、回収作業が大変重要になります。

農繁期で忙しい時期ではありますが、これから梅雨に入り、本田池の水が下流へどんどん流れていきますので、その前に駆除することができて良かったです。

今後も粘り強く駆除作業を行わなければなりません。

 

 

 

ナガエツルノゲイトウ 兵庫県が防除法まとめ

2024年6月11日(火)

今朝の神戸新聞 経済ニュースに

繁殖力強く、農作物に深刻な被害 ナガエツルノゲイトウ 兵庫県が防除法まとめ

というタイトルで記事が載っていました。

写真は、本田池の防除作業中のものが一枚、記載されています。

田植えシーズンであり、草刈りを多く行うシーズンが始まったこの時期に注意喚起を促しています。

この草はナガエツルノゲイトウ?と思ったら、

引き抜いたりせず、速やかに兵庫県自然・鳥獣共生課またはお近くの市町環境担当課まで連絡してください。発見日時、発見場所、発見時の状況についてお知らせください(写真があれば良いです)。よろしくお願いいたします。

 

兵庫県ホームページ内の『ひょうごの環境』というページ内に下記のような内容が記されています。↓

https://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/jp/environment/leg_240/20696/22488

チラシやパンフレットもありますので、ぜひ、ご活用ください。

 

そして、本日6/11に県庁より鳥獣共生課の方々が本田池に来られ、現況を視察してくださいました。


 

本田池の網の補修作業を行いました。

丸で囲んだ部分の網の補修をしました。下流部への流出防止のためです。

今後も管理を万全に行っていきたいと思います。

 

本田池の様子のページを更新

2024年5月28日(火)

昨日、地区の水利組合メンバーの方と一緒に本田池の様子を観察しました。

あいかわらず『アゾラ』が繁茂しています。

その中からあちらこちらに緑色の葉っぱが伸びています。

「本田池の様子」のページを更新しました。

今日は強風雨なので明日以降、農作業の合間をぬって『ナガエツルノゲイトウ』かどうかの確認をしなければならないと思います。

専門家先生にも見ていただく予定です。

網の交換

2024年4月5日(金)

今日、午後に兵庫県環境部自然鳥獣共生課の方々が本田池や周辺の様子を見にくてくださいました。

本田池の他、畑にナガエツルノゲイトウが生えていた場所↓

また、池近くの側溝目地の駆除後の様子↓を視察されました。

今後ともご指導ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

3月28日と4月2日に、本田池の排水口の支柱と網の交換をしました。

詳しくは「本田池」のページをごらんください。

 

排水口の網の張り直し

2024年3月28日(木)

今日は、本田池の排水口(田舎では”除けはき”と呼んでいる)の網の張り直しをし始めました。

特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』の発見直後の2021年4月11日、臨時的早急に対応が必要だった為、農家が持っていた資材を利用して排水口に網を張っていました。

下の写真は当時の作業の様子です。

今回は、兵庫の生物多様性保全プロジェクト・コープこうべ環境基金からの補助金をいただき、資材購入できたので、しっかりした資材に交換することができました。感謝申し上げます。

まだ、一部の部品は農家のものを利用していますが、本当に助かります。

支柱と梁はできましたが、人手不足で網を張るところまでできませんでした。

農作業の合間にしなければならないので時間も限られています。

早急に網を張る作業をしなければなりません。


2024年3月21日にひょうごため池保全県民運動のH.P.に下のような動画ができたとの発表がありました。

ぜひ、ご覧いただければと思います。本田池の事例も一部、出ています。

 

下の動画も同じホームページに載っています。

本田池も下記動画と同じ「いなみ野遮光シート方式」で駆除を行っています。

ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

専門家の先生方による調査と作業

2024年3月15日(金)

午前10時前から専門家の先生方が本田池に来てくださり、現状視察及び駆除作業を行ってくれました。

下の写真の左上の部分に特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』の新芽が見つかりました。

ここは、もともと大きな石が重なって置いてあったために遮光シートを設置することができなかった部分です。

大きな石がたくさんあり、とても力の要る作業になりました。

 

更に周辺もくまなく調査してくださいました。

幸い本田池の内側はこれ以上は再発生していませんでした。

 

次に本田池近くの畑を調査し、新芽が出ていることを発見。

ナガエツルノゲイトウの根っこを注意深く掘り起こし、地中深くの根の先端まで駆除してくださいました。

本当にありがたいことです。

ピンク色の割り箸でマークをしておき、次回来た時にまた芽が出ていないか確認する予定です。

 

今日はこの後、南あわじ市で見つかった特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』の調査と駆除作業をするために専門家の先生方と共に、淡路米山ため池保全ネットワークのメンバー2人が参加してきました。

本田池、作業前の水抜き状況

2024年3月9日(土)

来週の金曜日3/15に本田池にて特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』の繁茂を防ぐためのネット(網)の張り直し等を行う予定です。

その前に本田池の水をできるだけ抜かなければならないので、サイホンでこれ以上抜けない水は、発電機を使って排水をします。

その為の下準備を今日、行いました。

以下は、3/15(金)の予定です。

午前10時頃より 地区の田主(水利組合員)メンバーで、網の取り外しなどをスタート

午後2時頃~3時頃 専門家の先生方が来られて、現状視察と防除作業についての指示をいただきます。

その後、先生方は、南あわじ市の『ナガエツルノゲイトウ』繁茂現場へ向かわれます。

 

地域の田主メンバーだけでは、網の再設置作業が難しいと思われます。

もし、ボランティアで来ていただける方がいらっしゃいましたら、当ホームページのお問い合わせにてご連絡いただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

サイホンを修理しました

2024年2月25日(日)

次回の先生方の訪問日程ですが、2024年3月15日(金)を予定しています。

作業内容は、特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』の状況確認と本田池内の網の張り直し、橋げた修理、劣化シートの張り直し等を予定しています。

『ナガエツルノゲイトウ』除去に関わっている方や関心のある方との意見交換などもできればと考えています。

ご参加いただける方は、本ホームページ宛てにご連絡いただければと思います。


2/23(金・祝)に田主のメンバー3人でサイホンの吸水部分の修理をしました。

仮・新サイホンである程度、水位を下げることができたので、胴長を履いて入水できました。

それでも、足元は不安定でいつ滑るかつまずくか分からないので細心の注意が必要です。

特定外来生物『アゾラ』の繁茂も作業を困難にさせています。

なんとか池底のヘドロに埋まった吸水部を水中に固定することができました。

現在は、このサイホンを使ってどんどん水位を下げています。

本田池の水抜きスタート

2024年2月22日(木)

本田池の様子のページを更新しました。

詳しくは、本田池のページをご覧ください。

最近、また特定外来生物の「アゾラ」が繁茂していて、池面が赤茶色に覆われています。

gairai-37.pdf (maff.go.jp)

↑特定外来生物「アゾラ」についての説明を農林水産省のページより引用しています。

これもまたやっかいではあります。専門家の先生の指示を仰ぎます。

3月には専門家の先生方に本田池内外の調査をしていただくことになっていますので、日程が決まり次第、このホームページにてお知らせいたします。

 

池の草刈り作業

2024年1月28日(日)

今日は、水利組合員(淡路島では『田主(たず)』という)による池の堤や水路の草刈り日でした。年に数回、このような草刈り・溝さらえを行います。

小さな池が多く、池と池との間には水路もあるので大変です。

しかも、地区の平均年齢は高く、危険な場所での作業も大変困難です。

今回は冬なのでまだ、草の勢いがありませんが、夏前~秋にかけての作業はキツイです。

今日、見た限りでは他の池や水路には特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』は見つかりませんでした。

下の写真は、本田池の堤の様子です。

今回の本田池の草刈りは、無しでした。

昨秋に地区のお一人が、草刈りと草焼きをしてくださっていました。

本田池内には『アゾラ』(茶色いもの)が水面を覆っていますが、『ナガエツルノゲイトウ』は見当たりませんでした。

今後も監視・観察を行っていきます。