投稿者「hondenike」のアーカイブ

2022/3/29特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』駆除作業続きパート1

2022年3月29日(火)

このところ集中してナガエツルノゲイトウ駆除作業を実施しています。

体力も限界に達しようとしているこの時期に、ボランティアの方々が手助けに来てくださいました。

3/25(金)に1名。淡路島内の方が時間を見つけて来てくださいました。

遮光シート上のナガエツルノゲイトウを全て焼却場所へ移動。(写真左端はボランティアの方)
80歳の田主(たず)=水利組合会長(写真中央)も一生懸命一輪車で運び、焼却もしています。
今日はこの池中央部分の作業に取り掛かります。ぬかるんでいるので作業にかなりの時間がかかります。
細い歩み板を敷いての作業は滑りやすく困難を極めます。
遮光シート上に厚みと粘着力のあるテープを貼り合わせ、そこに単管パイプを打ち込みます。遮光&シート破れ対応です。

次は、この支柱にネットを張る作業です。

完成の様子はこちらです⇓

大変なぬかるみ地面での作業が終わりました。

ナガエも遮光シート上から姿を消し、焼却場(写真右)へすべて移し終えています。

疲れました・・・

3/28の作業の様子は、パート2に記録しておきます。

つづく

2022/3/23ナガエツルノゲイトウ駆除作業の続報です

2022年3月23日(水)

2022年3月20日(日)に専門家の先生方の指導の下、遮光シート張り+ナガエツルノゲイトウの焼却+サイホン水中ポンプの取水口周りのネット張り準備をしました。

まずは、堤の遮光シート張りからスタートです。↓

斜面は滑りやすいので作業も大変です。
土管の周りにもナガエツルノゲイトウが生えていたので、みんなで思案中です。
話し合いの結果、このようになりました。完璧!!
こんな感じです。すばらしい!!
本田池の中からの風景です。シートの上にはまだ乾燥していないナガエがあるのでなかなか焼けません。最近、雨が多い・・・
ブロックの目地にもナガエツルノゲイトウが生えてきているので、上の田んぼに侵入しないようにシートを張りました。
次は、排水口(サイホンと水中ポンプ)の周りにネットを張るための単管パイプ打ち込みです。
足元がぬかるんでいるので、足場確保は欠かせません。

これらの作業をしながら、焼却作業やナガエ天日干し作業もしていました。

ヘトヘトです。

先生方はこの作業後、神戸市まで帰られるのですから、我々よりももっと疲れると思います。本当にありがたいことと、毎回、感謝しております。

次回は、明後日(3/25)、その次は3/28と作業は続きます。雨もその間に降るので池の水をどんどん抜かなければ!!

2022/3/12ナガエツルノゲイトウ駆除作業

2022年3月12日(土)

昨日、専門家の先生方3名と本田池利用農家の4名の計7名で、ナガエツルノゲイトウ駆除作業の続きを行いました。

まず、2月11日~12日のシート張り作業の時にナガエをシートの上に上げてくださっていました。そのうち比較的、乾いているナガエ(赤い枠)を向こうの矢印方向へ一輪車で運び、焼却。

次に、池の中央部分に近いシート(黄色い枠)上のナガエは、水や泥で濡れているものが多いので、赤い枠の場所へ引っ張り上げて、乾燥を促す。水分と泥が付いている水草は重くて重労働です。主に2人の方が、ほぼ一日中この作業をしていました。

下の写真は、2/13のシート未設置部分のものです。

長靴や道具洗い場は、シートを未だ張っていませんでした。

↑本田池の出入り口付近のシート張りは、専門家の先生方3名が、サイズを測り、シート貼り合わせ、シート運び、杭打ちを行い、すべての湖面のシート張りを終えました。↓

次は、細かい部分のシート張りです。

平らな面は無く、斜面でもあり、一部、大きな石もあり土管からは水も入るし・・・

なんとかこの日は、この土管周りまでを張ることができました。

後日、赤い枠部分のシート張りと黄色枠部分のナガエツルノゲイトウ焼却場所にシートを張らなければなりません。

まだまだ作業がたくさん残っています。乾いたナガエも順次、焼却していかないといけないし。

次の作業は、3/18(金)・3/25(金)・3/28(月)・そしてたぶん3/30(水)3/31(木)も作業をしなければ終わらないかもしれません。

なんせ人手がぜんぜん足りません。5~7名の人数では、これから行う『防草ネット張り』や『浮き竹張り』や『池中央部分への桟橋設置作業』などは3月中に終えることは非常に難しいと思われます。どうしたらよいものか・・・早くしなければナガエが根っこを生やし始める季節になってしまいます。

 

時間を見つけて農作業もしないといけません。

2022/3/7ひょうごの生物多様性保全プロジェクトに認定

2022年3月7日(月)

昨日、ひょうごの生物多様性保全プロジェクト選定団体の認定証授与式に行ってきました。

令和3年度は新たに8団体が認定され、これまで認定を受けた団体と合わせると99団体が兵庫県の環境保全のために、県の認定を受けて活動を行っています。

昨日は、兵庫県県民会館で認定証授与式(この日は5団体が出席)があり、その後、専門家の先生の講演を拝聴・そして、昨年までの認定団体のうち4つの団体の活動発表がありました。

どの団体の発表も素晴らしかったです。いつか「ナガエツルノゲイトウの駆除に成功し、再び本田池の水を使って安心して農業ができるようになりました!」と発表できるようになればいいなぁ。

 

一夜明け、黙々と本田池でのナガエ焼却作業をしました。

一輪車で乾いたナガエツルノゲイトウを運んでいる
乾いているものから少しずつ少しずつ焼却 遮光シートを焼かないように気をつけて。
午前10時過ぎ、作業開始時の遮光シート上の様子↑
午後4時前、焼却作業後の様子。

池の縁に近い部分のナガエツルノゲイトウは比較的乾いているので、それを焼却し、池の中央に近いシート上のナガエは水分を多く含んでいるので、乾かすためにできるだけシートの上の方へ移動させました。水分と泥を含んでいるナガエは重くて大変な作業です。

明日以降も時間を見つけてこの作業の繰り返しをします。

2022/2/23明日、NHK神戸で放送

2022年2月23日(水)

明日の午後6時半からNHK神戸(兵庫県内のみ)の『LiveLoveひょうご』という番組内で、先日のナガエツルノゲイトウ駆除作業の様子が放送されます。

淡路島テレビジョンが放送した内容を洲本市以外の方にも見ていただけるというわけです。

兵庫県外の方は申し訳ありません・・・

多くの方にこのナガエツルノゲイトウの実態を知っていただき、これ以上、この草が拡散しないように願いたいです。

 

今週末からは、少し気温も上がってくるようなので、ナガエツルノゲイトウ駆除作業に対応するだけでなく、農業に集中できる状態に早くなりたいです。

2022/2/14ナガエツルノゲイトウ駆除作業の続報です

2022年2月14日(月)

昨日は、朝から冷たい雨が降る中、3日目の作業がスタート!

遮光シートの貼り合わせ作業は、倉庫を片付けて、タープやテントを張って工夫して行われました。参加者皆さんがいろいろな工夫を凝らしてくださり、作業がどんどんスピードアップしているのが分かります。

すばらしいチームワークで、次々とシートが決められたサイズに貼り合わされていきます。

出来上がった遮光シートは、順次、軽トラックに乗せられて本田池へ!

本田池では、冷たい雨が降る中で、重い石を取り除いたり、できるだけ平な地面になるように整地したりと下準備をして、遮光シートが来るのを待っています。

シートが届くとテキパキと杭を打ち込み、その上に重い土嚢を乗せていきます。

午後3時過ぎに遮光シート張りの9割を終え、用具・道具を全て洗い、本田池から引き揚げました。

倉庫の方でも、タープやテント・外したガラス戸を入れ、片付けが行われました。

最終日は、あいにくの冷雨でしたが、総勢17名の参加者のおかげでなんとか無事に作業を終えることができました。本当にありがとうございました。

3日間で延べ100名近い方が参加してくださいました。とても地元民だけではできなかった大事業です。本当に感謝感謝の3日間でした。

この後も遮光シート上のナガエツルノゲイトウの処理や池の中央部分(シートを張っていない所)への桟橋作りなどの作業が続きます。

 

一夜経って今日は朝から一日かけて、いろいろな用具の片付けをしました。

次回のナガエツルノゲイトウ駆除作業のために、きれいにしました。

明日は、久しぶりに農業に専念したいです。

最後に今朝2月14日の本田池の写真を載せて、今日のブログを終わります。

皆様、お疲れ様でした。そして本当に有難うございます。これからもご支援、宜しくお願い申し上げます。

2022/2/12ナガエツルノゲイトウ駆除作業、途中経過

2022年2月12日(土)

昨日から本格的な駆除作業が始まりましたので、昨日と今日の途中経過を報告します。

2日間とも快晴で、作業中は汗ばむくらいでした。ありがたいことです。

シートを両面テープで張り合わせる作業を行います。上の写真↑

次にそれを池の中へ運び

どんどん、どんどん、二日間で張っていきました。

初日には山積みのように土嚢を作ってくれていましたので、二日目はその作業をせずに済みました。マンパワーはすごいです!!

まだ、シートを張らない場所では少しでもナガエツルノゲイトウの量を減らすためにどんどん焼却作業をしていきます。

しかし、二日目終了前には、この場所にも2枚のシートが張られ、ここまでで2日目の作業が終わりました。

もっと過酷な作業風景の写真も多々あるのですが、後日、アップすることにします。

明日は雨予報・・・

一応、降るまで作業は行なう予定です。雨が降ったらシート張り合わせ作業は、倉庫内で行ない、シートを池底で設置する作業は少雨決行するかもしれません。

昨日、今日と作業に携わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

明日(もしくは予備日14日も)、よろしくお願いいたします。

2022/2/10明日からいよいよ本格的「ナガエツルノゲイトウ」駆除開始

2022年2月10日(木)

明日2/11(金・祝)から13日(日)※予備日14日(月)まで、特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」の駆除作業が始まります。

場所は当農園・淡路島ソーラーファームの一部の田んぼにも利用している農業用水池・本田池(ほんでんいけ)

洲本市五色町都志米山(こめやま)。

ウェルネスパーク五色敷地内のGOGOドーム駐車場から徒歩5分足らずの場所にその池はあります。

上の写真は、1/28に行われた実習の様子です。

初日2/11は、個人で申し込みいただいた島内からのボランティアの方々・県・市など様々な行政関係者・学校関係者など、あらゆる方面の皆様のご協力で、作業が行われます。

2日目・3日目は、個人ボランティアの方々が中心で、人数もまだまだ少なめです。

なんとか計画通り、3日間で本田池の池底面に遮光シートを張り、「ナガエツルノゲイトウ」が枯死するように願っています。

ご協力いただきます皆様、遠方から温かく見守ってくださる皆様、感謝いたします。

2022/1/23ナガエツルノゲイトウは駆除できるのか?セミナー開催!!

2022年1月23日(日)

今日、午後からウェルネスパーク五色内の『夢工房』にて、「ナガエツルノゲイトウは駆除できるのか?」というテーマで専門家の先生にご講演をしていただきました。

午前中は、専門家の先生と兵庫・水辺ネットワークおよび地元水利組合の数名で冷たい雨が降る中、いつものように駆除のための前段階の作業をしました。

午後から、いよいよセミナーです。

『夢工房』で、ナガエツルノゲイトウについての説明をプロジェクターでしていただきました。

その後、本田池へ移動。

冷たい雨が降る中でも熱心に講師先生のお話を聴いて、との都度、質疑応答をされていました。

現地視察の後、再び『夢工房』へ戻り、先生のまとめと質疑応答でセミナーは終了しました。

 

2月11日(金・祝)から3日間の予定で行われる作業は、講師先生も初めての大規模駆除作業だそうです。

この駆除が成功すれば歴史的な快挙だそうです。

まだまだ人手が足りません・・・心配です・・・

とにかく本日のセミナーでは多くの方に関心をもっていただくことができてよかったと思います。

専門家の方に正確な知識を教えていただき、ナガエツルノゲイトウが繁茂するということがこれ以上広がらないようにと願います。

2022/1/7ナガエツルノゲイトウの焼却

2022年1月7日(金)

昨日、本田池(ほんでんいけ)に繁茂している特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』を焼却し始めました。

昔は、池の水を抜くために『樋(ひ)』を順番に抜いていって、一番底にある『底樋』を抜き、泥吐け口を開けて全ての水と溜まった泥を掻き出していました。

現在では、サイホンを使います。パイプの取水口が届くところまでしか水を抜くことができません。

上の写真にもあるように完全に水は抜けていないので、濡れたナガエツルノゲイトウを焼却するには無理があります。

なんとかしてナガエツルノゲイトウの嵩(かさ)を減らし、2月に予定している遮光シート張りの準備をしたいのですが・・・

1月23日(日)午後1時半からは、専門家の先生によるセミナー『ナガエノツルゲイトウは駆除できるのか?」を開催予定です。場所は、本田池近くにある『ウェルネスパーク五色「夢工房」』です。

参加希望の方は、このHPのお問い合わせにメールにてお申し込みください。

明日からの3連休も少しずつ焼却作業をするつもりです。

農作業もしたいので、なかなか時間がとれないのですが・・・