2023年2月4日(土)
昨日、専門家の先生方による本田池およびその周辺の特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』生息実態調査と駆除作業が行われました。
淡路米山ため池保全ネットワーク(=地元水利組合員)からも3名参加しました。
順を追って駆除作業の様子を記録します。
上の写真は、本田池の東側堤のブロック目地にナガエツルノゲイトウが生えていたので遮光シートを張った時のものです。2022年3月20日の作業でした。
その場所の目地を見てみると↓
繁殖力を押さえることはできていますが、完全に根っこを除去できないので弱いながらも芽が出ています。
できる限り奥まで除去しその地点にマーク(印)をし、
特殊な樹脂を流し込んで封じ込めをしています。
根っこまで除去できないのとブロックの隙間が大きいので、ここは引き続き遮光シートを張ったままにしておきます。半分は繁殖が無かったので、シートを半分切り取りました。
切り取った遮光シートは下の写真の場所に新たに見つかったブロック部分に移設することにしました。↓
新たに見つかった堤のブロック部分のナガエツルノゲイトウ↑の写真の赤い丸部分
先ほどと同じようにできるだけ除去し、特殊な樹脂で固めてから遮光シートを被せました。
下の写真の右側の枠が新たに発見されたナガエツルノゲイトウ生息場所。
左側は2022/3/20からシートを被せてあった箇所
次に↓の写真は、遮光シートの端っこから光を求めて伸びていったと思われるナガエツルノゲイトウを駆除しました。
本田池の作業後、大久保池の様子を見に行ってくださいました。↓
幸い、大久保池でのナガエツルノゲイトウ生息はありませんでした。
2023年3月18日(土)と19日(日)に本田池ナガエツルノゲイトウ駆除の次の段階を行う予定です。
各日とも20名程度の人員を要します。
作業内容や日時が正式に決まり次第、このホームページにてお知らせいたします。