本田池とその周辺の作業を行いました

2023年7月4日(火)

昨日7/3(月)に神戸から専門家の先生方が四名来てくださり、本田池やその周辺の特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』の生息状況をみていただきました。地元水利組合=田主(たず)からは3名です。

まず、作業当日の本田池の様子↓です。

藻が浮いているものの『ナガエツルノゲイトウ』が浮遊していることは無く、想像していたよりも良い状況だと言うことです。

↓の写真は、池の北西部分で、土管があったり地形が複雑でシートを敷くのに大変だった場所ですが、ここは『ナガエツルノゲイトウ』が見つかり、除去してくださいました。

↓の場所は、池の南東部分。ここはシートが無い場所でしかも草が生えていたのでここにも『ナガエツルノゲイトウ』が見つかりましたが、先生方が除去してくださいました。

どちらの場所も先生方が事前に「ここは生えてくるだとう」と予測されていた所です。

池の近くの法面↓に、また『ナガエツルノゲイトウ』が生え始めていたため、その部分だけ遮光シートを敷きました。

先生方は、一つ一つ丁寧に『ナガエツルノゲイトウ』をできるだけ根っこから除去してくださっています。本当に頭が下がります。

先生方は、次に池の近くの畑も継続して観察してくださっています。↓

残念ながらここにもまだ『ナガエツルノゲイトウ』が生えてきていたので、先生方が除去してくださいましたが、かなり根っこが深くまで伸長しているので取り切れているかどうか・・・ということで、ピンクのマーカーをつけた割り箸を地面においてあります。次回、観察時に再び生えているかの目印になります。

蒸し暑い中、一日中、屋外での作業をしてくださった先生方、本当にありがとうございました。

6/30(金)には、丸井先生が齋藤元彦兵庫県知事に、「いなみ野ため池ミュージアム」の活動についての報告をされたそうです。その中でこの淡路島本田池での作業の遷移についても説明をされたそうです。その時、説明に使ったパネルを先生からいただきました。

まだまだ特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』の駆除作業は続くと思いますので、今後も情報発信をしていきたいと思います。

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