昭和34年頃の本田池の様子

この頃は、田主のみんなで年に一度は、「池ざらえ」(現在は「かいぼり」と呼ばれることが多い)をしていた。

池の底に溜まった泥を掻い出し、池の中をきれいにし、ついでに鯉や鮒・ウナギなどを獲って、地区住民で分けて食べる・・・

池のメンテナンス作業である。

重機もない時代だが、人々は力を合わせこの重労働をこなしていた。みんなで汗を流し、その後の一杯を楽しみに頑張って作業していたのかもしれない。もちろん酒のアテは池で獲れた魚だ。

地区の長老に聞けば、昔はこの池で泳いでいたこともあったそうだ。

なのになぜ?この淡路島の本田池に特定外来生物が入ってきたのだろうか?